1本の歯の価値は最低でも○○万円!!歯のメンテナンスは大事だよって話。




みなさん、歯のメンテナンスってしてますか??

僕は3ヶ月に1回、歯のメンテナンスに歯医者に行っています!

歯のメンテナンスを始めたのは親知らずを抜いたのがキッカケでした。

みなさんが歯の価値を改めてこのブログで認識してもらえたら嬉しく思います。

一本の歯の価値

結論を言うと、

1本の天然歯の価値は、

最低でも50万円します!!

これはどういうことかというと、

歯が抜けてしまい、インプラントすると

確実に最低でも30〜50万円(歯医者による)するそうです。

そして、本来は歯が噛んでいると

感じることができるのは歯根膜のお陰なんですが、

インプラントをするとその歯根膜はなくなり、

骨に直接埋め込むため、その感覚は失われます。

インプラントの弊害

またインプラントを必要とする方は、

歯周病を発症している方が多く

歯周病を持っている方の口の中の環境はとても悪いため

インプラント治療をしても長持ちはしないそうです。

そして、インプラントはさらに歯周病への感受性も高くするため、

天然の歯よりもダメージを受けやすい環境となっているのです。

このような環境をインプラント周囲炎と言って、

インプラントを失う一番の理由ともなっています。

インプラントは口腔環境の悪循環を生み出し、

天然歯の代わりとは言い難いということがわかってもらえると思います。

つまり天然歯は少なくとも50万円以上の価値はあると考えられます。

口の中には最低1400万円ある

歯科医師の方は、歯の価値がわかっているので、

自分の歯の価値を一本最低でも100万円以上はすると思っているらしいです。

ということは口の中に親知らずを抜いて普通の大人であれば28本あります。

つまり普通の方であれば2800万円持っているということになります。

仮に一本の歯の価値が50万円だとしても

28本あれば1400万円の価値あるものが口の中にある

ということです。

こういったことを普通の方は普段から考えることは無いと思います。

もちろん、僕も考えることはありませんでした。

高齢者の歯の現状

自分が働いている病院でも

ほとんどの高齢の患者さんはみなさん入れ歯を使用しており、

自分の歯が残っている人はほとんどいません。

また60歳以上の方の

健康に関して後悔していることでは

歯の健診を受けておけばよかった

という答えがランキングの1位だったそうです。

それくらい今の高齢者は歯を失って、

歯によって苦労をされたから後悔をしているわけです。

メンテナンスによる残存歯数

定期健診(メインテナンス)を受けた人の80歳での

残存歯数は26本

症状のある時だけ歯科を受診した人の80歳での

残存歯数は6.8本

と明確な差もあります。

定期的に虫歯や歯周病の検査を受けておけば

このようになることはありえません。

人間にとっての3大欲求の一つである食欲。

自分の歯と入れ歯どちらが美味しくご飯を

食べることができるかは考えるまでも無いと思います。

国民皆保険の弊害

歯のメンテナンス(検診)を受けている人が少ない原因の一つに

日本の国民皆保険というものが大きく影響しているように思います。

日本では、3割負担、高齢者では1割負担で医療を受けることが出来るため

悪くなったら治療してもらおうと安易に考えてしまう傾向があると思います。

海外では、健康保険に加入することは任意のため

予防に対する意識が高い人が多いのです。

海外の方は小さい頃に歯列矯正するなど、

歯に対しての意識も高いのです。

メンテナンスすることの意味

メンテナンスを受けることによるメリットは、

虫歯・歯周病の予防、生涯コスト(医療費)の削減があります。

定期的にメンテナンスを受けることにより

口腔内のコンディションが良くなり

早期に虫歯や歯周病を発見することができ、

治療期間も短くコストも少なく済みます。

重度の虫歯や歯周病になると治療期間も伸びるため、

その分コストも高くなってしまいます。

歯のメンテナンス(定期検診)内容

では、実際にメンテナンスって何をするのか気になりますよね!

僕が実際に受けている歯のメンテナンスを簡単に説明します。

主なメンテナンス内容

初診の際は、口の中のレントゲンを撮ります。

これは見えないところ状態、

歯と歯の間や

歯と歯肉の間などにある

虫歯や歯周病を発見するために行います。

普段行ってもらう主なメンテナンスは、

歯石の除去

ブラッシング

歯肉のマッサージ

フッ素コーティング

上記の内容を約50分ほどかけて実施してもらいます。

メンテナンスしてもらった後は

口の中がスッキリとしてとても気持ちがいいです。

しかし、最も大切なのは

普段の手入れです。

普段の歯の手入れ(メンテナンス)

それは誰もが行なっている歯ブラシです!

みなさん誰もが歯ブラシをしていると思いますが、

実はそれだけでは不十分な場合が多いのです。

僕が実際にしている手入れは、

普通の歯ブラシ

タフトブラシ

デンタルフロスです。

普通の歯ブラシは

みなさんが使っている方法で大丈夫だと思います。

タフトブラシは、

小さなブラシが付いた歯ブラシです。

歯並びが悪い場所などは普通のブラシでは磨きにくいと思いますが

これなら狭い場所もしっかりと磨けます!

そして最後は

デンタルフロスです。

歯の間にも歯垢は溜まってしまいます。

普通の歯ブラシだけでは

歯垢の6割り程度しかとることが出来ないそうです。

そこでデンタルフロスを使用することにより

8割以上の歯垢をとることが出来ます。

つまり、歯の間もしっかり歯垢を取ることが

歯周病、虫歯の予防には大切なのです。

また口臭の予防にもなりますよ!

まとめ

日々の歯ブラシ・タフトブラシ・デンタルフロス

そして定期的な歯医者でのメンテナンスが

いつまでも自分の歯でご飯を食べるために大切なのです。

実際に僕はメンテナンスしてもらって、

1回当たりの料金は保険を使って

約2500円程度なので

そこまで高くないと思います。

もし虫歯になってしまったら

もっと高い医療費を払わなければいけなくなってしまいますからね!

みなさんも一度歯医者さんに行ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)




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ABOUTこの記事をかいた人

現在、一般病院勤務の理学療法士。 元テニスインストラクターをしており、好きなことを仕事にするも怪我でテニスが出来なくなる生徒を目の前にして、自分自身も怪我でテニスができなかったことを思い出す。やりたいことができなくなった人のために、またやりたいことをするためのお手伝いができる仕事はないかと探し、再びリハビリテーションの専門学校へ入学。卒業後、理学療法士となる。 自分が今まで得てきた知識を誰かの役に立てるためブログを執筆中。